屋久島 2001.7.27〜8.3 :4回目の訪問

●前夜と1日目です



【7/27晴:福岡発、鹿児島港へ】
会社終了後、早めの夏休みへ突入(ワシの会社は8月一週目が夏休みなのだ)。
一旦家へ帰り、荷造り仕上げ。
22時頃マイカーで太宰府I.C.入り。
霧島へ向かってる「福岡のたか」さんを追跡。
あと10分で追い付くって所で、「福岡のたか」さんえびのI.C.よりコースアウト。残念。



【7/28晴:屋久島上陸】
1時頃・溝辺P.A.にて仮眠・・・のつもりが、気が付くと4:30になっていた。気を取り直して鹿児島港へ。
6時頃・鹿児島港入り。桜島と日の出の景色が良い。
乗船受付場所が良く解らず、とりあえず「フェリー屋久島港2」の看板の前で待つ。
目前の大型倉庫の大きなシャッタには「6時30分に乗船手続きを始めます」とチョークで書き込んである。
7時頃・昨日霧島へ向かった「福岡のたか」さんに電話をしてみる。
朝食が終わって、テントを畳んでいるところだった。
向こうも晴天で、お互いに喜び合う。
6時30分・シャッターが開くと同時に、中から宅配便の大型トラックが3台程出て来た。
中はフォークリフトなどを格納した殺伐とした倉庫で、入口近くに小さなプレハブの事務所がある。
車検証を持って乗船手続きを済ませ、海を向いた車の中で合図があるのをひたすら待つ。
7時50分・いよいよ乗船。あれよあれよという間に、車は片輪ずつ輪止めして、前後の車とロープで連結されてしまった。
8時45分・いよいよ出航。売店で鹿児島銘菓「しろくま」を買って、二等客室でのんびり。
12時00分・甲板の上で屋久島の方面に目を凝らす。まだ島影は見えない。
「福岡のたか」さん7時頃テント畳んでたから、そろそろ獅子戸岳で昼食かな〜と思って電話してみる。
何と韓国岳に登ったばかりのところだった。この5時間は一体何が起こってたのか?(笑)
そんな事で会話が盛り上がってる所、突然島影が見えてくる。おお、感激。
屋久島に上陸すると、電波が届かない所に篭るので「じゃ、何かあったら」ということで電話を切る。
島影を撮影した後は船室に戻り、昼寝。
12時30分・念願のマイカー屋久島上陸成功!屋久島唯一のディスカウントショップ「SOME'S」で買い物後、リサーチパークで昼ゴハン。
これから暫く風呂に入れないので、島内で有名な尾之間温泉へGO。
噂通り熱めの湯はいいが、湯上り後の涼が、天井に付けてある扇風機だけだったのでちょっとカンベン。
17時30分頃荒川口へ到着。
ここで下山者見込みのタクシーが来たら、淀川登山口まで送ってもらう計画だったが、結局来なかった。
ワシの車ほぼ一緒に、一台の迎車タクシー来て、運転手は近くのベンチなんかで登山者を待っていたが、
30分程経つと痺れを切らして登山口に入って行った。
ドヤドヤっと3個ほどの団体が戻って来た後、3台程の車が止まっているだけで誰も居なくなった。
それから1時間半ほどして、さっきのタクシー運転手が、よろよろ歩く老夫婦に付き添って戻って来た。
奥さんの方は、筋肉痛が限界を超えたのか、骨折患者のような歩みで、荷物は運転手に預けている。
「あ〜あ、やっぱり縄文杉コースを舐めて掛かってる人が居るよ。」とちょっと呆れる。
客を乗せたタクシーが去ると、また誰も居なくなってしまった。
腹も減らないし、手軽な水場が無いので、汲置きの水で菓子パンを胃袋に流し込んで夕食終わり。
辺りも暗くなり、一旦ツェルトを張ってみたものの、
誰も居ない中、ツェルト周りで水音やカサカサ音がして気味が悪いので、結局車で寝る。



つづく