【5/1晴：休息日】
足の筋肉痛が酷いので、湯治を兼ねて平内海中温泉と湯泊海岸温泉をハシゴ。地元のおじさんと話弾んでいたら、帰りにビワをくれた。屋久杉自然館と環境文化村センターと博物館ハシゴ。
ついでに一湊の砂浜を歩いてみる。それぞれの砂粒が直径2～3mmもあるのには驚いた。流石は花崗岩の島。
夕方には筋肉痛もだいぶ治まったが、右足の小趾外転筋(小指と踵を結ぶ筋肉)だけ痛みが引かない。どうやら捻挫していたようだ。
登山中は大して気にならなかったのに、不思議なものである。
【5/2曇時々雨：休息日】
栗生のタイドプールを見に行く。やけに白い砂浜と思ったら、サンゴのかけらで覆われた海岸だった。今までこんな光景見た事無い。タイドプール巡りはオリエンテーリングみたいで楽しめたが、辛抱無しで釣りに興味ないワシにしてはいまいちだった。
ついでにグラスボートに乗りに行ってみたが、日差しが弱い上に風が強く「お勧めできません」との事だったので、次回に持ち越し。
大川ノ滝に行くと、見た様な人が･･･おお、福岡のたかさんではありませんか。
あまりにも嬉しかったので、握手を交わし、証拠写真をパチリ。
大川ノ滝後にすると、たかさん御一行が花山歩道へと乗り込んでいる。雨も降り出したけど、大丈夫だろうか･･･
（後日確認したら、やっぱり大変だったようだ。）
途中怪しげな鹿の記念撮影板(コレ、何て言うんだろう？)を手前にモッチョム岳を撮影して、再び安房の宿へ。
【5/3曇時々雨：休息日】
とりあえずは、以前から見たかった貯木場へ。中に入るには見学予約がいるようなので、柵越しに土埋木を眺める。遠くにあるけど充分大きいのはよく分かる。
また進路を南西にとり、平内海中温泉で１時間ほどまったりしたあと、西部林道を通って永田の宿へ。
荷物を降ろした後は、永田川の周りを散歩してみる。
辺りは田植えのシーズンなようで、実にのどかだ。
ふと見るとカワセミがこちらを見ている（初めて実物を見た）。
永田集落、ええ所や。
【5/4雨後曇：屋久島発、福岡へ】
昨晩から降り出した雨は勢いを増してゴウゴウ降っている。まさにラッキョ雨。永田浜を横目に、降りしきる雨で水柱が立つ道路を、一路宮之浦港へ。
土産物を買っているうちに、雨も小降りになっていった。
環境文化村センターで映画と食事を楽しみ、フェリー屋久島２に乗船。
さすがは飛び石無しのゴールデンウィークUターン日、2等客室どころか映画館(故障中)も団体客に占拠されて、廊下から階段から座り込んだ乗客に覆われている。
仕方が無いので、くずかご横にわずかに開いたスペースにマットを敷いて読書する。
幸い雨も思い出した様にしか降らない。４時間じっとするのも苦痛なので、甲板を歩き回ったり、マット敷いて寝転んだりする。
そのうち鹿児島港へ到着。後は一路福岡へ。
ああ、しんど。
最後に、今回の屋久島紀行の反省。
【今回達成できた目標】
①宮之浦岳コースの一日縦走②翁岳登山(途中までだけど･･･)
③第１展望台・第２展望台からの眺め撮影
④新高塚小屋周りの変貌の撮影。
⑤船上から奥岳の撮影
⑥リニューアルしたスリムなドラえもん(笑)
(リニューアル前の姿は'01.7.27～8.3の屋久島レポートをご参照下さい。）
【今回達成できなかった目標】
①晴れたモッチョム岳からの眺め撮影
②晴れた太忠岳からの眺め撮影。
③トローキ滝（海に直接落ちている滝）を海面から激写
④海水浴(流石にGWではまだ無理だ･･･)
⑤翁岳山頂直下までの登山
⑥原チャリで林道巡り
⑦グラスボート乗船(笑)
と言う訳で、また行きます。
長文でしたが、以下コースタイムです。
●４月３０日（宮之浦岳一日縦走）
6:07 淀川登山口→6:36淀川小屋(3分休憩)→7:26高盤岳展望台(5分休憩)
→7:41小花之江河(3分休憩）→7:55花之江河(10分休憩)→8:15黒味岳分岐
→8:31投石湿原→8:35投石平→8:38投石岩屋→8:57遭難碑→9:14翁岳水場(9分休憩)
→9:27翁岳登山分岐→9:45翁岳山腹で引き返し→9:56翁岳登山分岐→10:13栗生岳
→10:29宮之浦岳山頂(22分休憩)→11:02焼野三叉路(5分休憩)
→11:18平石→11:28平石岩屋→11:53障子岩(坊主岩)
→12:00第２展望台→12:19第１展望台→12:37新高塚小屋(26分休憩)
→13:46高塚小屋(8分休憩)→14:00縄文杉→14:22夫婦杉→14:26大王杉
→15:02ウィルソン株(5分休憩)→15:11翁杉→15:23大株歩道入口(10分休憩)
→15:48土石流跡(10分休憩)→16:33三代杉→16:39楠川歩道分岐
→17:01小杉谷集落跡(5分休憩)→17:49荒川口