白鳥山(しらとりやま)



↑韓国岳から見た白鳥山。
山頂ちょっと手前に覗いている火口湖は白紫池。右手前の池は不動池。
そして、くねくね道路がある草原地帯がえびの高原。右の白っぽい丘は硫黄山。

標高1363m。えびの高原からは平頂峰で、
登山対象というより、もっぱら池巡り観光のルートに使われている。
山体は木で覆われている所が多いが、火口壁上は地面が露出している。
山頂付近は無線中継塔が点在している。

以下の3つ火口湖が山腹にある。
●白紫池(びゃくしいけ)…水面標高1272m、直径250m。雨水が溜まった火口湖で、
火口壁の一部が欠けているので水深は浅いが、えびの高原の水源池に利用されている。
冬季は九州唯一の天然スケートリンクとして使用され、貸し靴屋まである。
冬季は安全のため、水深が50cmまで落とされる。

●六観音御池(ろっかのんみいけ)・・・水面標高1198m、直径400m、水深14m。
酸性湖の為コバルトブルーの色。
光線の具合で日に七色に変化するそうで、霧島で最も美しい火口湖と言われている。

●不動池(ふどういけ)・・・水面標高1228m、直径200m、水深9m。
六観音御池と同じく、酸性湖の為コバルトブルー色。
えびの高原の道路脇にあり、気軽に鑑賞することができる。

山頂


↑白鳥山頂:中央に方位盤が鎮座した展望台風になっている。
韓国岳方向の展望は最高である。背景はその韓国岳。
「山頂標が見当たらないな?」と思ったら、
この写真左手前の草むらの中にあった(下の写真参照)。


↑白鳥山頂の山頂標:山頂の方位盤の脇にある。
草むらの中にぽつんと立て札があって、まるでペットの墓みたい(笑)。
お陰で、記念撮影をすると、このように心霊写真みたいな写り方になってしまうようだ。
左後ろに見えるのが無線中継塔の一部。

山頂からの景色


↑山頂から見た韓国岳:山の手前にくねくね道路がある部分は、えびの高原。

山腹からの景色


↑白鳥山登山途中に山頂方面を眺める。:
中央ピークが白鳥山頂。数本の無線中継塔が見える。
手前の火口湖は白紫池。


↑白鳥山北展望台からの眺め。:奥の台形の山が甑岳。
手前の火口湖は六観音御池。

六観音御池


↑六観音堂:
山岳仏教が盛んな頃、性空上人という高僧が
ここに六体の観世音を安置した、
池の名前の由来の御堂。

↑六観音御池展望台からの眺め。:
左写真のすぐ横の展望台から。
俗称霧島四十八池のなかで、
最も美しい池とされている。

不動池


↑氷結した不動池:えびの高原の道路からは、
こんなダイナミックな光景が手軽に見ることができる。

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