矢岳(やだけ)



↑矢岳:高千穂峰の二子石から眺めたところ。。
中央から手前に伸びている山体が矢岳。
因みに、左の白っぽい山は新燃岳。その右の一番高い山は韓国岳。
その後ろは大幡山。一番右の山は夷守岳。


標高1131.6m。霧島山群の中では一番知名度が低い山。
平原の中をモグラが通った跡のような山体がユニーク。
霧島連山の真っ只中にあるし、新燃岳と尾根続きになっているのに、
宮崎県の登山本でも無視されているばかりか、
霧島の登山地図にも登山道が全く書き込まれていないのが謎を呼ぶ。
そんなこんなで、地元の方しか登ることが出来ないかと思ったら、しっかり登山道は整備されていた。
山頂で飯食ってたら、西側から地元登山者がやって来たが、
「新燃まで行ってませんが、りゅうおうに寄って来ました」と言ってたのが気になった。
りゅうおう・・・竜王?何ぞや、それ。
もちろん登山地図にはそんなもの書き込まれていない。
尚、新燃岳と獅子戸岳の鞍部まで登山道があるらしい。



山頂


↑矢岳山頂:付近は風が強いのか、荒れたグラウンドのようになっている。
西を向けば霧島連山が、東を向けば都城の町並が見渡せる。


山頂からの景色

↑山頂からの景色:北西方向を眺めたところ
左から中岳、新燃岳、獅子戸岳、韓国岳、大幡山。
手前中央に横たわるモジャモジャな山体は、矢岳の一部。


↑山頂からみた高千穂峰:大迫力で鷲のような姿を見せてくれる。


↑山頂からの景色:東方向を眺めたところ。
霞みの向こうに小林の町並が見れる。


山腹からの景色

↑矢岳山複:登山中はほとんど、雑木林の中を通る。
木と木の間隔が広く、道が浅いので、油断すると道に迷いそうだ。


↑高崎川の上流:
行った時は水はちょろちょろだったが、谷は深く、橋が流された跡があった。
横の崖からは、太陽熱で緩んだ岩が勝手に降ってきて、
静けさの中、「ガラガラガラ・・・カコーンコンコンコン」とスリリングな音を立てていた。


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