諏峨守越(すがもりごし)


↑三俣山から眺めた硫黄山、すがもり越、解体前の旧すがもり小屋(中央下)。
97年7月20日撮影。
標高1540m。三俣山と硫黄山の鞍部から成る峠。
峠には売店兼宿泊所兼避難小屋、すがもり小屋があった。
小屋は1995年の硫黄山の噴火時に閉鎖され、管理人の吉田氏も亡くなられ、
1997年10月10日に外壁を残して解体された。
しかし、2000年晩夏に無人避難小屋として再スタート。

営業中だった頃の旧すがもり小屋

↑営業してた頃の旧すがもり小屋。
'92年9月16日撮影。
左の岩の上にあるのは、霧が出たとき登山者に注意を呼びかける為の「愛の鐘」。

解体後の旧すがもり小屋

↑石壁だけになったすがもり小屋。
'98年4月29日三俣山山腹から撮影。

新生すがもり小屋(再建中)

↑再建中のすがもり小屋。
'00年8月3日三俣山山腹から撮影。
解体前の外壁を防風壁として入れ子の小屋になるようだ。
形こそ変われど、わざわざ石を埋め込んで、
以前の面影を残してくれてるのは実にうれしい。


新生すがもり小屋(完成)


↑完成した新生すがもり小屋:
屋根付きベンチを防風壁で囲んだ構造になっている。
どちらかといえば休憩向けの構造で、暴風雨は完全に凌げないようだが、
緊急時も役に立ちそう。


↑復活した「愛の鐘」:逆L型台座にぶらさがっている。
登山者に濃霧注意を呼びかけた「鐘」が、再びここに。

↑テラス:簡易ベンチ付き
ここから北千里ヶ浜をナメて、大船山までの眺めが楽しめる。

すがもり越横の硫黄山採鉱場跡

↑すがもり越横の硫黄鉱運搬路から見た硫黄山を眺める。
右に登るとすがもり越に着く。
映画「奇跡の山−さよなら、名犬平治−」のポスターでは
ここが背景だった(中江有里と平治役の犬のツーショット)。

名犬平治

↑長者原の九重登山口にある名犬平治の像。
すぐ隣のお墓にはミヤマキリシマが植えられ、
今でもたくさんの花が供えらている。
多くの遭難を防いだ活躍と人気が伺える。

↑坊ガツルから三俣山を登る、在りし日の平治号。
(写真所有:ドライブステイみやま
→話は変わるが、ここの店は
映画関係のコレクションもすごい!
「乱」「奇跡の山」「ヤマトタケル」その他
関係者の色紙が
カウンター上に所狭しと貼られてる。)

北千里ヶ浜/硫黄山のページに戻る
くじゅうのメインページに戻る
つぼやんのメインページに戻る