一湊岳(いっそうだけ)


↑一湊岳(左の一番高い山):宮之浦林道から見上げたところ。
右隣のピークは志戸子岳。

標高974m。一湊と白川山の集落自慢の山。

山頂には『一湊岳』と彫られた古い石碑があるにも関わらず、
なぜか何十年も1.5km北側の「上ノ山(779m)」がそれだと地図に載っていた。
(手持ちの資料では1966年の地図からそう。肝心の一湊岳は「営林岳」と記載)。
地元誌『生命の島』(廃刊)でもそのことを訴えていたが、。
2005年頃、ようやく間違いだと気付いてもらえて本来の位置に修正してもらえたようだ。
(ワシが事情を知らなかった頃、地図を見比べていたら山がワープしているのでびっくりしたよ。)



山頂

↑一湊岳の山頂:
山頂は狭いが、岳参りの遺物が賑やかに並んでいる。


↑山頂からの眺め:うっすらと見える宮之浦川の谷筋。
天気が良ければ絶景だっただろうに・・・。



山頂裏の茂み:山頂小広場から振り返った眺め。
左の灌木小道を通り抜けて、ここ山頂に着く。
登山道の周りの木々が急に小さくなっていく、
あの「いよいよ山頂か」とのわくわく感はたまらない。


↑山頂付近、灌木隙間からの眺め。
海に浮かぶ口永良部島。



山腹からの風景


↑山腹の眺め: 一湊岳登山道はだいたいこんな感じの森が続く。


登り始めの植林地帯: 大伐採あとに植林したところらしい。
直立した杉がみっしり生えていて景色が分かりにくい。
ロープの誘導に従って急坂をジグザグに上り詰めていく。



↑森の中の分岐点:中盤うっそうとした森の中を進んでいくと、
ロープを張り巡らせたY字路が登場!
右に進むと一湊岳山頂へ辿りつけたが、
左に進むとどうやら志戸子岳へ行けるとみた。


↑山頂手前のまばらな森: 山頂へ最後の灌木地帯にはいる直前、
急にぱあっと明るい開けた森に出る。
初心者は目印を見落として迷いそうなので要注意。


登山口


↑一湊岳登山口(予選):
白川山集落を奥に突き抜けて、車止めゲートを
越えてさらに奥に進むと林道の分岐点に着く。
左に進むと一湊岳へ。右に進むと吉田岳登山口を経て永田集落へ。
登山口標が分岐の中央に建てられているので「左に進む筈だけど、
右の道を進んだ先に左に曲がる本当の道があるんじゃ?」と勘繰ってしまう。
もうちょっと左寄りに設置プリーズ。


↑一湊岳登山口(本番):林道の分岐からゆるい右カーブを進みながら
右の大木を見上げると登山道入口のマーキングがある。
これを見落として林道を終点まで進むと、単なる林業作業場の森に
入ってしまって無駄な時間を費やしてしまうので要注意。


↑トロッコ道の名残?:登山口(本番)を見落とし、
林道の突き当りまで来たところで脇に現れるレール材。。
白川山集落は島内でも立派な道路(2000年初めまではダート道だったけど)
があるのは、もともとトロッコ道があって、それを再利用したからなのかな?



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