小花之江河(こはなのえごう)


↑小花之江河:自然が造った日本庭園。
背景の山は高盤岳。

 
お隣の花之江河と同じく、標高1630m。泥炭層の湿原地。
一面ミズゴケ、スギゴケ、ヤクシマホシクサに覆われている。
また、松を思わせる杉が周りを囲み、日本庭園を彷彿される景勝地である。
その名の通り、花之江河を小規模にした感じであるが、
枯存木などのまとまりが良く、こちらの方がファンが多い。
 
注意:屋久島はどこの水でもそのまま飲めるので有名だか、ここの水は飲用不可である。

小花之江河

↑小花之江河標識:付近は湿原保護の為、テラスのような木道が敷かれている。

 


↑木道より南東方面を眺める:奥に標識が見えるところが小花之江河入口。


↑木道より北西方面を眺める:奥が宮之浦岳方面。
出口には、4m位の一本の枯存木が、まるで門番のように立ちはだかっている。
その足元には清水が流れていた。
奥にちょっと顔を覗かせているのは、黒味岳。


↑木道より北東方面を眺める:木を移す水面や枯存木がいい味出している。
中島もあってまさに日本庭園。

 

↑木道から南西方面を眺める。:このページの一番上の写真と同様のアングル。
雨天だと背景の高盤岳が見えないが、霧がいい味出している。

 

↑地表を覆うコケ:小花之江河には天上を遮る物が無い平原だが、
年間を通して霧で日差しが弱く、このような見事なコケで覆われている。


↑木道の下:苔の茂みの横、緩やかに水が流れる。
花之江河や小花之江河の水には、一面油が浮いているように見えるが、
これは岩石中の鉄やアルミが溶けて浮かび上がったものらしい。


↑小花之江河の横の茂み:宮之浦岳側の登山道から振り返ったところ。
この奥の木道の突き当たりに立って、右を向くと、
突然、上の写真の湿原が現れる。
ギャップが激しいので、不思議な感覚に襲われる。


高盤岳(こうばんだけ)


↑高盤岳:標高1711m。本高盤岳が正式名称。小花之江河の脇にある。
山頂のトーフ岩(または食パン岩) がシンボル。
写真にはないが、左側にはジンネム高盤岳(標高1734m)もある。

 

↑トーフ岩のアップ。:
どれくらいの大きさの岩か分からないが、周りの木の大きさからしてかなりデカそう。

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