栗生岳(くりおだけ)
↑宮之浦岳中腹より眺めた栗生岳:
山頂の巨岩のちょっと手前下に岳参りの説明書きの立て札がある
標高1867m。九州での標高第3位。
しかも屋久島三岳(御岳)にも数えられるが、宮之浦岳のコブぐらいにしか見えず
それと気付かず通りすぎる登山者も多い。
地図にも載っていないことが多い。ううう、可哀想だぁ。
私も初めこの山の存在を知らずに登り、突然現れた栗生岳の標識が何を意味するのか
よく理解出来なかった事がある。ううう、マヌケだぁ。
栗生集落の岳参りの対象で山頂部の岩隙間には
一品宝珠大権現(いっぽんほうじゅだいごんげん)の祠が3基祀られている。
山頂・・・は行ってません
山頂前の標識
↑栗生岳の岳参り標識(?):
この山の存在に気付かない人が多いため建てられた(らしい)。
某有名ガイド本にも、標識設立以前のこの現場の写真には
「宮之浦岳直下を行く登山者」と注意書きだけで、
屋久島三岳の存在を無視されていた。
山頂は背後の大岩の上。
念のためだが、「ほこら」と矢印が指しているのは、ワシの事では無い。
山頂前からの眺め
↑栗生岳より南東側の眺め:右の山は翁岳。
↑栗生岳より眺めた宮之浦岳:ピークを越えれば宮之浦岳の山頂はもうすぐである。
道の途中に休憩する登山者が見える。
(元)ゲンコツ岩
↑(元)ゲンコツ岩:栗生岳と翁岳の倉部にある奇岩。
元の姿は下の写真になるが、「食パン岩」という別名は健在のようだ。
そのうちコケシだのモアイだの呼ばれるかもしれない。
(写真提供:soraさん)
↑ゲンコツ岩(崩壊前):宮之浦岳へ向かう人に気合を入れていたが、
'04年9月6日、残念な事に台風18号によって、
薬指と小指と小指上の岩を残して崩れ落ちてしまった。
まあ、これの屋久島の自然の流れと考えれば致し方無いが・・・
(97年8月3日撮影)
一品宝珠大権現
↑一品宝珠大権現:岳参り標識のすぐ後ろの岩の割れ目に3基の祠が祀られている。
因みに岩の隙間は狭く、ザックを背負ったまま入り込むと身動き出来なくなる(笑)。
やくしまのメインページに戻る
つぼやんのメインページに戻る