明星岳(みょうじょうだけ)


↑明星岳(突起が付いた中央の山):安房大橋から眺めたところ。
尾根沿いに左端に続く山は矢本岳。
右後ろに構えるのは三野岳(船行前岳)。

標高651m。安房川河口からひときわ目を引き、ヤクスギランド線の稜線展望台にも
代表して「明星岳展望台」と名付けけられるほど安房集落で親しまれている山。

海底に積もった泥や砂が圧力で岩となり、更にマグマでカチカチに鍛え上げられた
岩石「ホルンフェルス」で出来ており、山体が鋭いのが特徴である。

船行集落の岳参り対象らしいが、山頂は一品宝珠大権現をそっちのけで日蓮宗の祠のアピール度が凄い。


山頂

↑明星岳の山頂:
ヘリで運ばれたという豪華な日蓮宗の祠が鎮座。
あれ、一品宝珠大権現の祠はどこだっけ?


↑山頂からの眺め:北東方面。船行集落と田代海岸付近。
左端の海岸沿いにちょこんと見えるのは屋久島空港。


山頂からの眺め:東方面。右端に見える街並みは安房集落。


↑山頂からの眺め:南東方面。島内No.2の集落、安房の街並みが分かる。
右の防波堤の奥が安房港で、ジェットフォイルがまさに入港しようとしている。


山腹からの風景


↑山腹からの眺め:山頂から20分ほど下ったところから。
安房川の見事なV字渓谷と高さ70mの松峯大橋が見事。


山腹からの眺め: 明星岳山道はほとんど見晴しがないが、
木立の間から見えた安房川対岸の風景。
中央右よりに荒川ダムと発電所を結ぶ導水パイプが見える。




↑巨大ヒメシャラ:
島内で一番大きなヒメシャラだそうだ。
普通のヒメシャラの幹はつるつるだが、
これは育ちすぎてコブだらけ。




登山口


↑明星岳登山口:安房松峯地区の林道に現れる登山口。
徒歩道なのに幅が広くてびっくりする。


↑明星岳登山口の水道設備:
登山から10分歩いたところに現れるコンクリートの箱。
この下、登山道沿いに数本の塩ビパイプが延びていたが、
水圧調整用の穴から、ものすごい勢いで水が
吹き上がっているのが印象的だった。


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