太忠岳(たちゅうだけ)



↑安房集落から眺めた太忠岳:
サイの角のような天柱石がチャームポイント。

標高1497m。ヤクスギランド入口から2時間半程で登れる山。
山頂には高さ40m(別説50m)の天柱石と呼ばれる、米粒のような形の巨石が鎮座している。

「高さ40mってウルトラマンと同じだ〜」っと、実際この目で見ると、
20mそこそこ(6階建てビル位)しかないような気が???。
下から見えない所にぴゅ〜と岩が伸びているのか?それとも天柱石周りの台座を含めた高さなのか?
ヨクワカラン。

田口ランディ女史の某エッセイの影響で、
この岩をモノリス(from『2001年宇宙の旅』)と呼ぶ方に何人か会った事がある。
この話しを聞く度、
「1の自乗:2の自乗:3の自乗(=1:4:9)の辺の比を持つ黒い直方体以外はモノリスと認めぇぇん!
あの、宇宙共通語である数学に準拠する形が偉いのだ。
カール・セーガン博士の『コンタクト』みたいに。」
というSFオタのワシには辛いモノがある。
いや、女史のエッセイの太忠岳エピソード自体は感動的で良い話なのだが・・・。

ヤクスギランドとの境の近くには天文年間(1532〜1555)に伐採された後、
見事に再生した森「天文の森」がある。
この名前を聞いて、宇宙的な事と勘違いした人も多いはずだ!
ワシも含めて。


他にも小田杉や釈迦杉なんかも居る。


山頂


↑展望所から眺めた天柱石:
天柱石てっぺんが本当の山頂だが、一般の人が登るのは天柱石右下の天然ステージまで。
中央奥に見えるのは荒川ダム。


天柱石


↑正面(南東)から眺めた天柱石:
天柱石ステージの怪人物はバンザイをしているのであって、
ハリツケになっているのではない。


↑正面(東)から眺めた天柱石:
上の写真から引いて撮影したもの。
手前の岩は上手い具合にステージになっていて、
30人位一度に乗って記念撮影が出来る。


↑左(南)から眺めた天柱石:この位置から眺めると、正に米粒型。
右下に見えるのは天柱石ステージ。


↑右(北)から眺めた天柱石:この位置から眺めると 銘菓ひよこ みたい。
手前に見えるのが天柱石ステージ。


↑天柱石裏(一品宝珠大権現の祠近く)からの眺め:
右端が天柱石。中央にどんと見えるのが天柱石ステージだが、高さ6m程あるようだ。



天柱石ステージからの眺め



↑天柱石ステージから右(北東)の眺め:
人物右隣に見える尖がりは愛子岳。中央やや下の水たまりは荒川ダム。




↑天柱石ステージから正面右(東)の眺め:
上の写真の右肩部分の拡大で、中央右奥は安房集落。港も見える。




↑天柱石ステージから正面(南東)の眺め
左奥が安房集落、右端辺りにヤクスギランドがうっすら見える。




↑天柱石ステージから眺めたヤクスギランド:
上の写真右端の白い点の部分を拡大したところ。
休憩施設「森泉」と、その周りの駐車場が見える。




↑天柱石ステージから右(南)の眺め:
左側の山腹に見える白い点はヤクスギランド。右端に見えるのは耳岳と割石岳。



一品宝珠大権現

↑一品宝珠大権現:
天柱石と隣の巨石の北側の隙間に祠が祀られている(写真中央)。


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