安房川第一発電所と
千尋滝発電所
↑トロッコ軌道から眺めた第一発電所:
SF映画『アウトランド』に登場するイオの鉱山基地のようだ。
右奥に見えるのが中島権現滝(安房川千尋滝)。
中央奥に見える小屋のようなものが千尋滝発電所。
屋久島のほぼ全部の電力を賄う屋久島電力(株)の発電所。
プロトタイプの千尋滝発電所(1953年完成、1,300kw)を経て、1960年に第一発電所が完成した(10,900kw)。
その3年後、荒川ダム完成と第一発電所増強(23,200kw)に伴い全島供給ができるようになった。
なお、ここで使用した水はトンネルで麓に向かい、
第二発電所(1979年完成、32,00kw)で再利用した後、安房川松峰大橋近くに排出される。
夜の発電所
↑ヤクスギランド線から眺めた夜の第一発電所:
誰もいない筈のリフト駅にも明かりが灯っている。
あそこで一夜を明かしてみたい気もする。
発電所付近の眺め
↑横から眺めた第一発電所:
大きな建物のなのに窓が無く、小さなドアがポツンと2つ。
外国の巨大ダンプを彷彿させるような不思議なデザインだ。
コンクリート道の左に見えるハシゴのようなものは千尋滝発電所からの水路。
↑千尋滝発電所からの水路越しに中島権現滝を眺める。
↑千尋滝発電所:第一発電所との連絡路から眺める。
この水路は千尋滝発電所から第一発電所に続いており、
第一発電所で使用した水と合流する。
千尋滝発電所の水源は、安房川の300m程上流にあり、落差は63m。
↑発電所前通路から安房川下流方面の眺め:
屋久島の山奥にありがちな大岩ごろごろの風景と
コンクリート道の組み合わせが不思議な感じ。
↑トロッコ道へ続くリフトのレール:
ジェットコースターのコースの様だが、
標高差200mにて気持ちよい位まっすぐ伸びている。
左の線は荒川ダムからの水が通るパイプ。
荒川ダムは山を挟んで2km程離れており、落差は334m。
↑投リフトレールの終点
ロープウェイとエレベータの終点をミックスした感じだ。
↑千尋滝発電所から第一発電所を眺める:
垣根と同化している手前の岩から千尋滝へ降りる事ができる。
取水口と排水口
↑荒川ダム(尾立ダム):
第一発電所の水源。荒川口近くにある。
↑安房川の排水口:
千尋滝発電所と第一発電所でかき集めた水が、
第二発電所を経て安房川河口付近に排出される。
カヤックで川を上がっていると、いきなり得体の知れない人工物が現れるので、
ちょっとビビってしまう。
↑松峰大橋から眺めた安房川の排水口:
中州みたいになっているところの右側から噴出してるジェット水流が、それ。
にわかカヤッカーはここで真っ直ぐ進めないので、ちょっとした難関となる。
奥に見えるは安房港。手前のゴマ粒みたいのはカヤック戦隊。
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