中島権現岳直下
屋久島電工旧独身寮
第一発電所直上
↑発電所直上の三分岐:隠れて見えないが左端に切り返し用の小分岐、
真ん中はリフト駅へのトンネル、右端の直行路は安房下りトンネルとなっている。
左に見えるポストには、内線電話(ダイヤル式黒電話)が入っていると思う。
↑トンネルから眺めたリフト駅:。
三分岐の真ん中線、短いトンネルを抜けるとすぐにリフト駅が現れる。
↑リフト駅:線路の行き止まりにある囲いになっている部分がリフト。
ワイヤーに吊るされながら左下に向かって下降する構造になっている。
↑リフトから眺めた動力室:
リフトの牽引ワイヤーは数十m横にある動力室に延びている。
画面を斜めに分断する太い棒は、荒川ダムからやって来た導水管。
↑リフト駅から下の眺め:
リフトのレールと導水管の先にあるのが発電所。
画面をババーンと横切る安房川の左にあるのが中島権現滝(安房川千尋滝)。
支流の荒川の水は、荒川ダムから画面の導水管でショートカットしてくるので
いつもは枯れ気味だが、この日は前日までの大雨のためダムを放水していたので
滝がかつての姿になっている。
↑安房下り直行のトンネル入口から奥の眺め:
三分岐の右端にあるトロッコ道最長のトンネル。
徒歩だと2分で通り抜ける事が出来るが、
中でS時型にカーブして先が見えないので、ヘッドライトは必需品。
(一応、照明のスイッチはあるが、勝手に点けると怒られると思う。)
こんなところにオバケなぞ出ないと思うが、防空壕のようなルックスなので、
ビビリ屋さんはここで躊躇するかもしれない。
↑安房下り直行のトンネルを抜け出たところの眺め:
トンネルを振り返ったところ。
右端にあるのは、リフトの動力室。
↑安房下り直行のトンネルを抜け出たところの眺め:
リフト動力室への分岐にある、小さなターンテーブルから本線を眺めたところ。
どうでも良いが、
トンネルを抜け出ると、線路を占拠して毛づくろいする猿の群れがいた。
こんな山の中で一人、猿に襲われると大変なので、
先手必勝で「シェアーッ!」と奇声を上げながら突進して追っ払った。
(サルさん、一家団欒中のところゴメンな。)
その後、誰も居なくなったトロッコ道に、ウルトラマンの掛け声のようなコダマが帰ってきたが、
近くの山にいた人は何と思っただろう?
↑林道ヤクスギランド線から眺めた発電所周辺:
こんな位置関係だよん。