規制区域(上域)[荒川口〜発電所]




荒川口

↑荒川口ゲート:荒川口から縄文杉に向かうトロッコ道で、左の橋を渡らず右に向かうと
このような有刺鉄線付きの物々しいゲートが待ち構えている。



中島権現岳直下


↑中島権現岳直下のトンネル:下り方面を眺めたところ。
左の森の中に中島権現岳の岳参り道がある。



屋久島電工旧独身寮




↑トロッコ道の先に見える屋久島電工旧独身寮:。
荒川口のゲートを下る事20分。線路ばかりの道に突如、建造物が出現。



↑屋久島電工旧独身寮(上り側):
手前のトロッコ道が本線で、奥のは停留用。
非常口のようなベランダから荷物の積み下ろしをしたらしい。



↑屋久島電工旧独身寮(中央):線路との間には石はね防止用のブロック塀がある。
屋上では洗濯物干し場だったようだ。



↑屋久島電工旧独身寮(下り側):
潅木に隠れているが、門柱付きのそれなりに立派な玄関もある。



↑上り側からの眺め:
すぐ奥に見える岩山は中島権現岳。



↑屋久島電工旧独身寮(裏口側):
寮の裏口には、第一発電所に続く急坂のコンクリート道がある。
一応階段状になっているが、段が水平でなくて苔むしているので、
コケそうになる。(駄洒落じゃないですぞ。)
道の左にあるのは、物資輸送用のリフト跡。



第一発電所直上


↑発電所直上の三分岐:隠れて見えないが左端に切り返し用の小分岐、
真ん中はリフト駅へのトンネル、右端の直行路は安房下りトンネルとなっている。
左に見えるポストには、内線電話(ダイヤル式黒電話)が入っていると思う。




↑トンネルから眺めたリフト駅:。
三分岐の真ん中線、短いトンネルを抜けるとすぐにリフト駅が現れる。




↑リフト駅:線路の行き止まりにある囲いになっている部分がリフト。
ワイヤーに吊るされながら左下に向かって下降する構造になっている。



↑リフトから眺めた動力室:
リフトの牽引ワイヤーは数十m横にある動力室に延びている。
画面を斜めに分断する太い棒は、荒川ダムからやって来た導水管。



↑リフト駅から下の眺め:
リフトのレールと導水管の先にあるのが発電所。
画面をババーンと横切る安房川の左にあるのが中島権現滝(安房川千尋滝)。
支流の荒川の水は、荒川ダムから画面の導水管でショートカットしてくるので
いつもは枯れ気味だが、この日は前日までの大雨のためダムを放水していたので
滝がかつての姿になっている。




↑安房下り直行のトンネル入口から奥の眺め:
三分岐の右端にあるトロッコ道最長のトンネル。
徒歩だと2分で通り抜ける事が出来るが、
中でS時型にカーブして先が見えないので、ヘッドライトは必需品。
(一応、照明のスイッチはあるが、勝手に点けると怒られると思う。)
こんなところにオバケなぞ出ないと思うが、防空壕のようなルックスなので、
ビビリ屋さんはここで躊躇するかもしれない。



↑安房下り直行のトンネルを抜け出たところの眺め:
トンネルを振り返ったところ。
右端にあるのは、リフトの動力室。




↑安房下り直行のトンネルを抜け出たところの眺め:
リフト動力室への分岐にある、小さなターンテーブルから本線を眺めたところ。
どうでも良いが、
トンネルを抜け出ると、線路を占拠して毛づくろいする猿の群れがいた。
こんな山の中で一人、猿に襲われると大変なので、
先手必勝で「シェアーッ!」と奇声を上げながら突進して追っ払った。
(サルさん、一家団欒中のところゴメンな。)
その後、誰も居なくなったトロッコ道に、ウルトラマンの掛け声のようなコダマが帰ってきたが、
近くの山にいた人は何と思っただろう?



↑林道ヤクスギランド線から眺めた発電所周辺:
こんな位置関係だよん。



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