永田歩道


↑永田歩道:永田岳の中腹辺りで撮影。
辺り一面緑のところもあれば、
このように真夏なのに落ち葉で覆われたところも多かった。

標高100m(永田バス停起点なら0m)の登山口から標高1550mの鹿之沢小屋まで、
登山なら10時間、下山でも7時間逃げ場無しの登山道。
永田集落の岳参りコースだが、過酷で、道が判り難く、人通りが少ないので、
上級者向けにランク付けされている。
(ワシが下山で利用したときは、道標テープがはっきりしていたが、8時間半の山行中に誰にも会う事が無かった。)
ほとんどが森の中だが、七本杉(どこか分からんかった)、左捲大檜(どこか分からんかった)
七ツ渡
(これは分かったぞ)などの見どころがある
なお、吸血ヒルが出るので防虫スプレーなどの対策が必要。


鹿之沢小屋の近くの渓流

↑大川源流:鹿之沢小屋から20分程、七ツ渡からは10分程歩いたところの渓流。
登山道は右岸をトラバースする状態で、写真は上流側を向いたところ。
岩の間の小さな滝と、その支流の清らかさがポイント。



↑大川源流:上の写真と同じ場所で下流側を眺めたところ。
暗い森の尾根道を進む永田歩道の中で、心洗われるような美景だ。



七ツ渡(上流側)


↑七ツ渡(上流側):渡渉点の右岸方向(上り道側)を眺める。
平らな川底で、窪みには砂で均されているが、
角砂糖のような正長石の結晶が多く混ざって実に綺麗。



↑七ツ渡(上流側):渡渉点を渡りながら下流側を眺める。
石の配置がいい味を出している。



↑七ツ渡(上流側):渡渉点を渡りながら上流側を眺める
中央を無粋なロープが横切っているが、
分かりにくい渡渉点を示す為の重要な命綱。




↑七ツ渡(上流側):渡渉点の左岸方向(下り道側)を眺める。
飛び石が無いから、増水時は渡れない
ビーチサンダルまで用意していたが、撮影時は渇水期で靴のまま歩いていけた。



七ツ渡(下流側)


↑七ツ渡:渡渉点から上流側を眺める。
巨岩がゴロゴロしていて、距離は大して離れていないのに上流側の渡渉点と大違いだ。




↑七ツ渡(下流側):渡渉点の右岸方向(下り道側)を眺める。
地図によっては、『六ツ渡』と書いているものもある。




↑七ツ渡(下流側):渡渉点の左岸方向(上り道側)を眺める。
木に覆われてちょっと暗い。
中央に写ってるのは、一心不乱に朝ゴハンを食べる怪人物。




姥ヶ岩屋


↑姥ヶ岩屋:永田歩道の標高1346mにあり、収容人数は6名程度。
写真では分かりにくいが、大人が立って入れる位、高さがある。。



↑姥ヶ岩屋:入口から中を見たところ。
乾燥して居心地が良いようで、
アリジゴクの巣が沢山あった。

↑姥ヶ岩屋:中から入口側を見たところ。
岩屋の中も結構明るい。
水場が近くに無いのが難点か。


永田歩道その他ポイント


↑永田歩道の小沢:水場が少ない永田歩道の途中で出会った貴重な沢。
姥ヶ岩屋から30分程下った所にあった。
苔に覆われた静かな所で、森の中のオアシス(?)だった。



↑岳の辻: 『嶽の辻』や『竹の辻』とも書く。
永田歩道の傾斜が急変する辺りにある、ちょっとした広場。
恐らく、岳参りに由来する名前だと思う。



↑水鳥沢:名前の通り、この辺りに永田川源流の水鳥沢があるらしいが、
渇水期と密林が邪魔をして、どこだか分からなかった。




↑永田歩道登山口:
永田バス停からポンタン畑を越えて林道に入り30分、標高100m辺りにある。
中に入って暫くは、シダ類と等間隔に植えられた杉の人工林で、
道が分かりにくいので注意。


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