鹿之沢小屋

↑鹿之沢小屋:小さく見えるが、中は思ったより広い。
因みに写真の怪人物は身長170cm。ノッポさんは鴨居で頭打たないように。

収容人数20名。トイレ付き。 1965年築。
標高1550m、鹿之沢湿原の中の、永田歩道と花山歩道の分岐点に建てられていてる。
(湿原の中といっても、辺りの土がジメジメしている訳ではないゾ)
永田岳登山道基点から13.2km、永田岳まで1.0kmの道のりがある。
小屋前に広場はあるが、テントを張れる場所は狭いようだ。

鹿之沢小屋


↑鹿之沢小屋:永田岳方面から眺めたところ。
入口は向かって右側。



鹿之沢小屋の中

↑鹿之沢小屋の中:入口から奥を眺めたところ。
かなり古そうな小屋だが、中は割と小奇麗。
土間はセメント製。
中央の窪みは、暖を取るための焚き火コーナーらしい。


↑鹿之沢小屋の中:入口から右奥を眺めたところ。
大型の二段ベットのようになっている。
反対側も同じ構造。
下段奥には、宿帳(ただの大学ノートだが)も置いてある。
(読んで見ると、80歳の御老公が「これで鹿之沢小屋4度目です。」と書いてあった。 すげ〜。)


↑高塚小屋の中:入口から奥を眺めたところ。
入口付近の土間の隅には、どうもネズミの通り道らしい穴がいくつかあった。
宿泊者が明かりを消して寝に入ると、1分も経たないうちに
「トトトト、ゴソゴソ、ガスッ!、トトトト、ゴソゴソ、ガスッ!」と賑やかな物音が。
まあ、我々の寝床までは上がってこなかったから良いけど。


水場

↑鹿之沢小屋の水場:小屋の左側の茂みにある。大川の滝の水源にあたるらしい。
もともとは鹿の水飲み場だったそうだ。
手ごろな所に、子供がすっぽり入る位の窪みがあって、非常に水が汲み易い。
この流れを奥にたどると花山歩道に行ける。

鹿之沢小屋の外


↑鹿之沢小屋の入口からの眺め:山の朝。


↑鹿之沢小屋のトイレ:
小屋の右側へ歩いて1分強ってところか。
山のトイレにしては綺麗だが、ハエの大群が!

↑鹿之沢のトイレへの道:森の中を縫うように歩き、
途中ロープをたどって岩を登るところもある。
下調べ無しで、夜中に行くのは危険かも。


永田岳山頂〜鹿之沢小屋のちょっと大変な道


↑永田岳上面のササ道:宮之浦岳側と同じで、道がえぐれてるから歩きにくい。
でも、もっと下の方、森林地帯に入ると、下の写真のような荒道のオンパレードが・・・。


↑永田岳西側の森との境目の岩場:
上段にY字ロープ、下段にL字ロープが
付いていて、うまくバランスを取りながら
登り降りしないといけない。


↑途中の中岩:登るのに
ちょっとしたクライミング技術がいる。
ここ辺り道標が無いのでちょっと不安になる。
(→その後2005年に通った時には
上り下りのロープが設置されていた)。


↑鹿之沢小屋の近くの斜面:
ちょと滑るけど、ロープも付いてないので、
脇の潅木を掴んで登らなければならない。
(→その後、2005年に通った時には
上り下りのロープが設置されていた。)


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