白谷山荘

↑茂みから覗く白谷山荘:
通称「もののけ姫の森」を抜けると、
登山道から右にすこし外れたところに白い建物が出迎える。


収容人数30〜40名。トイレ付き。昭和54年築。
標高825m。楠川歩道途中に建てられている。
「山荘」とは言っても無人小屋で、中は大きく5つに仕切られているが、
屋久島の他の小屋のような二段構造になってないため、全員雑魚寝の状態になる。
白谷雲水峡の範囲にあるため、ハイキング気分で来れるせいか、
5月〜11月は連日利用者があり、シーズンは管理人が駐在するそうだ。
そういえば、昭文社の登山地図には、未だに「白谷山荘1000円」と書いてある。
水場は、近くを白谷川が流れている上、なんと小屋中に水道がある。
(学生団体やハイキング気分宿泊者が多いせいか、ゴミが所々落ちているのが気になった。)


白谷山荘の外観


↑白谷山荘:鉄筋コンクリート製、アルミサッシ付き。
一見、田舎の公民館みたいである。
焚き火も出来るようで、写真手前に燃えカスがある。



↑白谷山荘の外観:上の写真の右側に当たる部分。
手前の広場には、テントも張れる。


↑白谷山荘の入口:左の台は靴棚。
奥の方に、管理人室入口とトイレ入口が見える。


白谷山荘の中

↑白谷山荘の中部屋:入口入って奥の部屋の中。
水道付き水場兼寝床になっている。
奥の扉の向こうは寝床専用の部屋がある、
写真には写ってないが、手前にはトイレもある、


↑白谷山荘の中部屋:上の写真(水場兼寝床)の手前にある部屋の中。
ザック置場の棚があり、床にはゴザも用意されている。
手前のテーブル上にあるのは宿帳。
部屋の中は、晴れていると明るいが、雨天時は昼間でも暗い。


管理人室

↑管理人室の入口:
トイレ横の狭い通路の奥に、
何やら場違いなガラス障子の隠し部屋が・・・

↑管理人室の中:
押し入れもあるし、天井には電灯が下がってた跡がある。
水力発電をやってたのか、エンジン発電機使ってたのか。

↑洗面台:永い事使ってないのか、汚れが酷い。
管理人室の入口前にある。
更に右奥に入ると右写真の風呂場。

↑風呂場:ステンレスの立派な湯船。
麓から5時間、登山口から2時間の山奥とは思えない装備。
使用させない為なのか、湯船にはガラクタが。


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